2019年。元号が変わった令和元年12月1日。
今年も千葉ポートアリーナにて全国大会が開催されました。
開会式では、有段者による演武と試割が毎回の大会で披露されるのですが、
今回は当会から黄色帯の神永さんが『南光之型』を演武されました。
入門から4年間。
いつもいつもご自身の身体と精神と向き合いながら、休むことなく、
1人黙々と壁のほうでひたすら稽古を続けて来られました。
ハンディがあることで見られる型ではなく、
「南光之型」をする。
それが課題でした。
神永さんご自身の中では、もっともっと多くの課題があったことと思います。
他の誰にも出来ない。
そういうレベルまで、見事に落とし込んでおられました。
野心があれば、心は打たないものです。
鳴りやまない拍手の意味が、広く繋がっていきますように。
神永さん、気迫溢れる素晴らしい型を有難うございました。
そして、この機会をくださった宗家と教士に、
この場をお借りして御礼申し上げます。
ちなみに、神永さんのおまけのように、
師匠と私も演武させて頂きました(笑)
さて、試合です。
残念ながら大会直前で2名が体調不良により欠場となりました。
◆尾久弐支部 17名(内1名欠場) + ほぼ尾久弐1名
◆峡田一支部 21名(内1名欠場)
合計 39名
戦績は以下のとおりです。
【型試合/個人戦】
■野口結葵 /峡田一
水色帯10級(小2～小6) 第三位
■小野寺德明 /尾久弐
紫帯一般(1) 優勝
■安田瞳 /尾久弐
茶帯一般(1) 第三位
●小林龍生 /尾久だけど8割尾久弐
茶帯一般(2) 優勝
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【型試合/団体戦】
水色帯10級(1)幼児・小学生の部 第三位
[峡田一]
■堀碧馬
■贄田奈々美
■小林千歳
緑帯以上(1)小学生の部 第三位
[尾久弐]
■加藤唯人
■加藤千那
■小野寺那智
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【自由組手】
■加藤千那 /尾久弐
女子/小2～小3の部 優勝
■小林莉士 /尾久弐
男子/小4(2)の部 第三位
■加藤唯人 /尾久弐
男子/小5(1)の部 準優勝
■安田瞳 /尾久弐
女子/高校・一般の部 第三位
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まずは、峡田一支部のみなさん、
初の入賞者がでましたね。おめでとうございます！
大会に出場してみて、いかがだったでしょうか。
空手道の大会。
ピンと来ないまま当日を迎えたお子さんが多かったかもしれません。
尾久弐のみなさん、
安定的に入賞するいつものお姉さんたちがいなくて、
さてどうなるかと思っていましたが、
それぞれの結果、試合の内容、振り返ることが多いかと思います。
自分自身に勝てたかどうか。
まずはそれをよく見つめてください。
「上手くなれたらいいな。」
「勝てたらいいな。」
それでは、辿り着かないのです。
乗り越えていく壁を作るのも、
それを超える努力を続けるのも、
全部自分で課して、自分で造り出します。
他人のことが気になっているうちは、まだまだ入口にも立てていません。
誰かに勝とうとしているうちは、きっと勝てないでしょう。
こうして共に道衣を着て、対戦してくれる方々がいること。
その場所があることに、淀みない心で感謝が出来る。
そういう練習生でいてください。
大会の運営にお力注がれている
教士、師範、支部長と諸先生方、
この度の大会も有難うございました。
礼和流がいつまでも続いていきますよう心から願います。
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