「すいか割り」
グーグル先生に聞いたら「watermelon split」。
それでいいのかとオンライン留学中のうちの子どもに聞いたら、
「そもそも、すいかを割る文化があるのか、通じるかはわからん。」と。
そして、急いでラベルを作ったら…プリッ。あら、可愛い。
こんな感じで、なぜ準備をしていたかというと、
「学校のイベントも軒並み無くなって、この2年間の子どもたち本当に可哀想。」
という大人の声や、
「夏らしいことが何もできない。どこにも行けないし。」という子どもの声があり、
「いつもならみんなでスイカ割をするけど、昨年からやめている。」という、
先輩の話を聞いたから。
そーいえば、2年前の合宿のとき、異常に楽しかったよね。すいか割。
それを思い出して、
「みんなでシェアしなければ良くない?」と、
1人1個の「マイ黒小玉すいか割り」をすることに決めました。
お持ち帰りにして、食べなければ感染リスクないし!!
そして、台風も来ていて気になるお天気は、
企画段階では「くもり」予報。
近くの大きな公園で、芝生の上で~と盛り上がっておりました。
(すいか割の正式ルールも確認しましたよ! 芝生、あります、そこに!)
が、しかし。
当日に近づくにつれて、くもり→雨になり、雨のちだったり、雨時々だったり、
いくつものお天気サイトでチェックを続けて、
15時ころには傘がいらないくらいの弱雨…になる予定が…
皆さん集まってくださっていますが、結構普通の雨。
まぁ、合宿やキャンプだったら、雨の中で炊飯したりしてたしね。
危険な場所でもないし、
サッカーや野球や陸上だったら、雨でも普通に競技しているわけだしね。
がんばろう。きっと楽しいよ。
そして、さぁ、スーパーに1人づつスイカを取りに行って、
よしよし。はじめてのおつかいみたいだよねー。
なんて見守っていたら。
公園の管理人さんが出てきて、「申請書はありますか?」と。
ん?ないよ。ないです。
団体で利用するとしたら、公園の一部を「占有」するということになり、
申請書が必要だと。
えっと、雨が結構降ってて、
他に誰もいないんですけど。
それでも占有になっちゃうんですねー。ルール上。
20年もほぼ毎日利用しているこの公園に、
そんなルールがあったとは。全く知りませんでした。
ってことで、
せっかくみんなで集まりましたが、
「すいか割り」はご自宅でと、
1人1個すいかをお持ち帰りいただくことになり、
「マイ黒小玉すいか割り」は、
「マイ黒小玉すいかをスーパーに取りに行く行事」になってしまいました。
とても残念。
子どもたちはとりあえず、スイカを抱えてご機嫌ではありましたが、
引率の保護者の皆さまが、雨の用意などどれだけ大変だったかと思うと、
本当に申し訳ございません。
社会勉強になりました。
この2週間、稽古が止まっていたので、
子どもたちの顔が見られたことや、話しが出来たこと、
「オリンピックで空手見たよ」とか、
「オリンピックって、まだやってるんだっけ」とか、
それぞれの家庭での過ごしを少し垣間見ることができて、
そして何よりみんなが元気に過ごしていたことが嬉しく感じました。
雨でカッパで、スイカ重かったね。
お父さん・お母さん、ありがとうございました。
というわけで、「watermelon split賞」は幻に終わりましたが、
夏の楽しい思い出も作れませんでしたが、
田舎だったらこんなことすぐに出来るのにな------と切なくもなりましたが、
終戦記念日の今日。
みんなが元気に集まれたことに感謝したいと思います。
これは、「幸せ」だということです。
本日も有難うございました。
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