2/14と2/16の稽古/峡田一&尾久弐

支部内審査が終わりました。

「全員落とすつもりでいますので、

 必ず合格できる何かを見せてください。」


審査当日の仕上がりだけで、合否を決めることはありません。

半年間の取り組み方、稽古の時の姿勢、

単純に言えば「やる気」をまず評価します。


やる気があって、先生の話を聞いていて、

よく見て自分でも出来るようになろうと身体と頭を使う。


それを週の稽古で必ずしていれば、

実力はおのずとついてきます。


入会したときに、

「お。これはセンスあるな。」という子がいたとします。

だからって、どうってことありません。

稽古の時に適当にしていれば、

そーいえば、入ってきたとき上手そうだったよね。で終わりです。


「この子、動くの苦手かな…」と思う子が、

努力をコツコツ続けていれば、確実に力がついてきます。


中には特別な配慮が必要な場合もありますが、

それでも積み重ねたものがあれば、

その子、その人なりの実力というのは

やはり見えてくるものです。


理由があって合格しますし、

理由があって不合格になります。


但し、次回また合格するとは思わないでください。

また、落ちるとも思わないでください。


次の半年間の一日目は今日です。

次回の審査はもう始まっています。


さて!

第二期と言っても良いくらい、

20名弱の練習生が一斉に防具を購入しました。

それが届きました。

(石〇さん、ありがとうございました。)

某ご家族からのご連絡に添えられていた写真です。

ご自宅で確認のために並べてみたようです(^-^)


娘と私が11年程前、

初めてこれを手にしたときの、

なんとも新鮮な気持ちがふと思い出されました。

娘は小学校高学年と中学時代に何度か優勝しておりましたが、

最初から俄然やる気だったわけではなく、

どちらかというと組手嫌いでした。


それが楽しくなってきたのは、いつからなのか、

母親の私にはよく分かりませんでしたが、

好きになって楽しくなってハードな稽古が嬉しくなってくると、

やっぱり伸びるものなんだなと、実感したのを覚えています。


すぐに心が折れて、

ビービー泣いていた幼児期があったとは、

今でも信じられないくらいです。


っていう実感があるからこそ、

子どもたちにはやはり、組手に取り組んで頂きたいと思っています。


ケガのリスクはゼロではありませんし、

気持ち悪いほどの紫色の斑点があちこちに出来たりもします。

打撲はまぁ、当たり前です。


だけど、いい?

家で勉強ばっかりするよりも、

ゲームばっかりするよりも、

スマホばっかりいじってるよりも、

「体験」をちゃんとしてごらん。


人と向かい合うことは、とても恐いことです。

だからこそ、ルールがある中でやってごらん。


辞めたければいつでも辞められます。

義務で空手をする必要は一切ありません。

親御さんの期待のためにする必要も、

先生の期待に応えるためにする必要も、一切ありません。


ほんの少しでも心が望んでいるなら、

みんな自身の未来のために、やってごらん。


やらないよりは、やる選択をしてみてほしいと思います。


何も変わらないかもしれないけれど、

何か変わるかもしれないよ。


得るものは、人それぞれになると思うけれど、

自分を知ることになるかもしれない。


楽しみですね。




礼和いきいき親子空手道 / 峡田おやこ空手道

現役保育士が分かりやすく教えています。 東京都荒川区で活動中。 当会では幼児さん~大人の方までが、 それぞれの目標に向かって 真摯に稽古に取り組んでいます。 子どもたちの成長過程には、 家庭や園・学校だけでなく、 信頼できる大人の中で自分も信頼されていく、 そんな環境が大切です。 お子さまの成長に大切な時間を、 親子で一緒に空手道と過ごしませんか? 初心者歓迎♪ 見学・体験お待ちしております。