3月末の杖術DVD撮影以来、気付いたら6ヶ月も経過しておりました。
半年ぶりにY教士からのご指導賜りました。
(上級生は先週から引き続き2回目ですね。)
前半は型。
今回は入門したての幼児~低学年向けの初級指導です。
凸凹さんも多い当会では、「わかりやすい」ことが一番です。
私が普段行っているここでの指導法というのは、
教士の「幼児」「小学生」向けの指導法を週に何度もお傍で見てきて、
学ばせていただいたものです。
私自身が白帯から黒帯を取得するまでの期間、ずっと子どものクラスで学んできました。
ですので、今日頂いたご指導というのは、普段の稽古の本家本元です。
大人だから、上級生だから、物足りないということはないのです。
むしろ、ひとつの空間で初級者と同じことをしていても、
自分で「上級レベルに引き上げる」ことが出来るかどうか。
それが本当の上級生です。
武道が武術として成立していくためには、殆どの子どもたちには難解なものがひたすら続きます。
凸凹さんやちびっこには、それは今は邪魔になってしまうので、今日はザ・シンプル。
そして、後半。
これなんです。
これがあるから、この地区でよかったと思えていたのだと、
懐かしさと共に回想しました。
大人・子ども合わせて20名ほど。
それを各自2分間。
一対一で組手をつけてくださいました。
2ローテーションめも何人か進み、
1時間ずっと教士は休みなし。
練習生は思いっきり蹴るけれど、それを全部受けてくださる。
いつものとおり胴も付けず。
腹圧のみ。
タイミングを上手く逸らしていなしているのは、道衣の中に隠れて見えないのです。
息も上がりません。
出来るか出来ないか…私には出来ません。
誰よりもお疲れになったと思いますが、
顔にも出さず。
そして、なんでか(これも昔からですが)辛そうどころか、楽しそう。
私の重たい稽古道具を持って出口まで運んでくださる。
その凄さから「武道」を感じるから、
道衣を着ることが出来たことに、誇らしい重さを感じることができるんだと、
あらためて思いました。
色帯の皆さんが「凄い」で終わらず、
自分にどう生かしていくのか。
今後の行動が一つでも変化するよう、
学びを得られていることを願います。
本日も有難うございました。
Y教士、有難うございました。
一同、心よりお礼申し上げます。
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